教育セミナー

第21回学術集会の2日目の午後に、恒例となりました日本脳神経外科学会の脳腫瘍関連4学会認定の教育セミナーを開催致します。今回のテーマは、「脳腫瘍外科手術の基本アプローチ」と致しました。

脳腫瘍の手術については、患者さん毎に病変の部位やサイズ、形状が異なり、非常にバリエーションの大きいのが特徴です。その中でも、特定の部位に発生する腫瘍の手術については、マスターしておくべきポイントが多数あり、同時にそれらの知識は脳腫瘍の外科の粋を集めたと言ってよいほど、興味深い部分でもあります。これら特徴のある部位の解剖と機能、及びアプローチについて、基本をしっかりと理解しておけば、脳腫瘍外科における応用範囲が格段に広がり、個別化医療を充実させることができます。このセミナーでは、エキスパートの先生方に最新の知識を解説していただきます。

第21回日本脳腫瘍の外科学会
会長 斉藤 延人

日　時 2016年9月10 日(土) 14:20～17:50
会　場 A会場（虎ノ門ヒルズフォーラム 5階 メインホール）
定　員 200名
参加費 学会参加者は無料です。
教育セミナーのみ参加は5,000円（事前登録制）です。
受付は10日(土)7:30～16:00のみとなります。

テーマ「脳腫瘍外科手術の基本アプローチ」

コーディネーター：鮫島　哲朗（浜松医科大学 脳神経外科）
大宅　宗一（埼玉医科大学総合医療センター 脳神経外科）
中冨　浩文（東京大学医学部 脳神経外科）

14：20-14：30 開会の辞
14：30-15：00 「松果体部腫瘍の解剖・機能・アプローチ」
野崎　和彦（滋賀医科大学 脳神経外科）
15：00-15：30 「第４脳室（脳幹部）腫瘍の解剖・機能・アプローチ」
本郷　一博（信州大学医学部 脳神経外科）
15：30-16：00 「第３脳室腫瘍の解剖・機能・アプローチ」
岡　秀宏（北里大学医学部 脳神経外科）
16：00-16：10 休憩
16：10-16：40 「島部腫瘍の解剖・機能・アプローチ」
丸山　隆志（東京女子医科大学 脳神経外科）
16：40-17：10 「間脳下垂体部腫瘍の解剖・機能・アプローチ（内視鏡）」
矢野　茂敏（熊本大学医学部 脳神経外科）
17：10-17：40 「覚醒下手術（グリオーマ）」
中田　光俊（金沢大学医学部 脳神経外科）
17：40-17：50 閉会の辞

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